アレクサンダー・テクニーク 船越恵 / Megumi Funakoshi

教師紹介
英国STAT 認定
アレクサンダー・テクニーク教師
船越恵
プロフィール
相愛大学音楽学部器楽学科卒業、同大学音楽専攻科修了。
ホルン奏者として活動する中で、演奏時の身体の使い方やパフォーマンスに限界を感じているときに、大学の授業でアレクサンダー・テクニークに出会いました。
「楽器が重くて、肩が痛い…」「もっと楽に練習がしたい」
そんな思いからレッスンを受け始め、自分でも気づいていなかった無意識の力みや思考のクセに気づいていく体験を重ねてきました。
その後、小学校教諭として教育現場に立ち、子どもたち一人ひとりと向き合う中で、人は“正そうとされる”よりも、“気づく場”があることで、自ら変わっていく ということを実感します。
音楽の世界でも、教育の現場でも、
「その人が本来持っている力に気づき、無理なく、スッキリと発揮できる環境」
が必要だと感じ、アレクサンダー・テクニーク教師の道を志しました。
2017年、英国STAT公認アレクサンダー・テクニーク教師資格を取得。
現在はAT教師として10年目を迎え、演奏家としての視点と教育現場での経験を活かしながら、年齢や経験を問わず、一人ひとりが「自分に戻れる時間」を大切にしたレッスンを行っています。
メッセージ
私がアレクサンダー・テクニークに出会ったきっかけは、とてもシンプルな悩みでした。
「楽器が重くて、いつも肩が痛い」「“お腹で支える”と言われるけれど、よくわからない」「もっと楽に吹く方法はないのだろうか」
最初は、少しでも演奏のためになればいい。そんな気持ちでレッスンを受け始めました。
けれど続けていくうちに、「どう頑張るか」ではなく「どう自分を使っているか」に気づく時間が増えていきました。
力を足すのではなく、いらないことをやめていく。すると、不思議と呼吸が深くなり、音楽に向かう気持ちも軽くなっていきました。
トレーニングを終えたとき、正直なところ、不安もありました。アレクサンダー・テクニークを人に伝えられるだろうか。
ワークを通して、体験として受け取ってもらえるだろうか。
「仕事にしたい」という気持ちもありました。けれど、アレクサンダー・テクニークの特性を考えても、無理に広げようとすることはできない。必要な人に、届いてほしい。そんな想いのほうが、次第に大きくなっていきました。
私は、“この場を、ただ続けていこう”
そんな感覚でレッスンを始めました。
目の前の方と向き合い、その方の「今」といっしょに、小さな気づきが生まれる時間を大切にしています。
もし今、頑張り続けることに少し疲れていたり、「ちゃんとしなきゃ」と力が入りすぎていると感じていたら。
ここは、無理に自分を変えようとしなくてもいい場所。ただ、今の自分に気づくための時間が過ごせる場所です。
必要なときに、立ち寄ってもらえたら嬉しいです。